2ケタの九九の覚え方(11,12,15,19の段)

11×11から19×19までの2ケタの九九の覚え方

11×11から19×19までの2ケタの九九には覚えやすい段とそうでない段があります。

 

覚えやすいのは11の段、12の段、15の段、19の段の4つ。
11から19まで9つ段がある中で4つだけかと思ってはいけません。

 

この4つを覚えるだけで全体の約7割をカバーできてしまうのです。
(13の段にも×11、×12、×15、×19があるため)

 

順番に説明します。

 

11の段の2ケタの九九の覚え方

×111213141516171819
11121132143154165176187198209

11の段のかけ算は法則を知っていればカンタンです。

 

11×●▲の場合、
●の数字が3桁目、▲の数字が2桁目、●と▲を足した数字が2桁目となります。

 

11×15なら、(1)(1+5)(5)の順に並べた数字が答え(165)になります。
11×17なら、(1)(1+7)(7)の順に並べた数字が答え(187)になります。

 

最後の×19だけは2桁目が(1+9)で10となるので、繰り上がって(209)です。
かける数字を2つに割って、あいだに2つの数字の和を入れると覚えておきましょう。

 

12の段の2ケタの九九の覚え方

×111213141516171819
12132144156168180192204216228

12の段のかけ算は3段階で覚えます。

 

1の位の答えは、×11から×19に向かって 2,4,6,8,0,2,4,6,8,0と並びます。

 

10の位の答えは、×11から×14までは1桁目の数字に2を足した数(×13なら3+2=5が10の位の答えの数字)、×15から×19までは3を足した数です。

 

最後に100の位は、、×11から×16までが「1」、×17から×19が「2」です。

 

ややこしそうですが、×14まで(10の位)、×16まで(100の位)がポイントになると覚えてしまえば、意外と簡単に暗記できてしまいます。

 

15の段の2ケタの九九の覚え方

×111213141516171819
15165180195210225240255270285

15の段も12の段と同じように3段階で覚えます。

 

1の位の答えは、×11から×19に向かって 0,5が交互に続きます。

 

10の位の答えは、×11から×19に向かって 6-8,9-1,2-4,5-7,8と続きます。
数字が続いているところと、1つ飛ばしになるところが交互に現れるのがポイントです。

 

最後に100の位は、、×11から×13までが「1」、×14から×19が「2」です。
15の段は、ちょっと暗記力が必要ですね。

 

19の段の2ケタの九九の覚え方

×111213141516171819
19209228247266285304323342361

意外と答えが暗記しやすいのが19の段のかけ算です。

 

1の位の答えは、×11から×19に向かって 9,8,7,6,5,4,3,2,1 とひとつずつ減っていきます。
かける数字の1の位の数と足して10になる数字が1の位の答えの数字です。

 

10の位の答えは、×11から×19に向かって 0,2,4,6,8,0,2,4,6 と続きます。
かける数字の1の位の数から1を引いて2を掛けると10の位の答えの数字です。

 

最後に100の位は、、×11から×15までが「2」、×16から×19が「3」です。

 

この4つを覚えるだけで全体の約7割をカバーできます。
まずは、2ケタの九九を暗記したい人はココから挑戦してみてください。

 

2ケタの九九の答え一覧
×111213141516171819
11121132143154165176187198209
12132144156168180192204216228
13143156169182195208221234247
14154168182196210224238252266
15165180195210225240255270285
16176192208224240256272288304
17187204221238255272289306323
18198216234252270288306324342
19209228247266285304323342361

 

下記のページで問題演習ができます

中学数学ドリル「2ケタの九九トレーニング」

オンラインで学ぶ数学

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