中学数学の計算問題に強くなる暗算力トレーニング
中学数学の計算問題に強くなるための暗算力のトレーニング問題です。
解かずに見て覚える方法も掲載しているのでノートなしでも勉強できます。
暗算力トレーニング(基礎)
次の計算問題の中から暗算で解けるものを選びなさい。
また、どのように暗算するかも考えましょう。解かなくてもOKです。
- (1)18×23
- (2)46×78
- (3)53×38
- (4)74×76
- (5)84×93
暗算力トレーニング(応用)
31×31など一の位が「1」の二乗の暗算トレーニングです。
一の位が「1」となる数字の二乗は次の方法で暗算できます。
- 一の位の「1」は無視して計算(二乗)する(A)
- 一の位の「1」は無視した数を2倍する(B)
- (A)+(B)+1が答え
倍数を見つけるトレーニング
数学の計算問題を早く解くには、数字が何の倍数になっているのかを見分けることが大切です。そうすることで、約分などが速くできるからです。
2の倍数、3の倍数、4の倍数…の見分け方を覚えていますか?
2の倍数は「下1ケタが0,2,4,6,8の偶数」というのはカンタンですね。
では、3の倍数、4の倍数、9の倍数はどうでしょうか?
おさらいします。
2ケタの九九(11×11から19×19まで)の覚え方
11×11から19×19までの2ケタの九九には覚えやすい段とそうでない段があります。
覚えやすいのは11の段、12の段、15の段、19の段の4つ。
11から19まで9つ段がある中で4つだけかと思ってはいけません。
この4つを覚えるだけで全体の約7割をカバーできてしまうのです。
(13の段にも×11、×12、×15、×19があるため)
順番に説明します。