
勉強はコツコツ真面目に取り組むことも大切ですが、要領の良さも必要です。
特に要領の良さが問われるのが数学の計算問題。
有名な問題がありますよね。
次の式を計算せよ。
1+2+3+4+5…+999+1000
これを真面目に1+2=3、3+3=6、6+4…と計算していたら1000までたどり着くのが大変です。1000どころか100まででもイヤになりますよね。
計算テクニックさえ知っていれば簡単。
両端から2つの数字を足すと同じ数になります。
あとはこの1001の組み合わせがいくつあるかだけ。
500+501=1001まであるので、全部で500通り。
1001が500通りなので、1001×500=500500が答えです。
有名な問題なので知ってる人も多いのではないでしょうか。
計算問題をカンタンにする裏ワザ・テクニックはコレだけでなありません。
学習塾などでは裏ワザとして教えてくれるところもあるのですが、学校の授業では正攻法の解き方中心に教えることになってしまいます。知らないともったいないですよね。
そこで、中学数学の問題でも使える計算テクニックをこのサイトでは紹介しています。
勉強だけでなく実生活で役立つものもあるので参考にしてみてください。
計算問題に強くなるには数字に強くなることが必要です。
具体的には、その数字が何の倍数かをすばやく見極められるようになると、計算問題を簡略化するときなどに役に立ちます。学校の授業でも倍数判定法は習うと思います。
まずはコレをマスターしてください。
下記の記事が参考になります。
中学数学の定期テストでも使えます。
次の計算をせよ。
(1)7×4×8×5×5
次の計算をせよ。
(1)3048÷12
「9」に「1」を足すと「10」になります。
中学生には説明するまでもないですよね。
ただ、知っているということと、知っていることを活かせることは別です。
「1」を足すと「10」になるという知識を活かして計算をカンタンにしましょう。
中学数学で習う累乗は特定の数については暗算で求めることができます。
(補足…累乗とは2×2、3×3、4×4といったものです)。
一ケタの数字の2乗ならカンタンに計算できると思いますが、2ケタの数字でも一の位が5の2乗(15×15、25×25など)はカンタンに答えを出すことが可能です。
次の計算を2秒でせよ。
(1)63×67
この2桁の掛け算は九九2回で答えを出すことができます。
九九2回とは、1ケタ同士のかけ算2回という意味です。