12×14、13×16、14×19など十の位が「1」同士の2ケタの数字のかけ算の暗算方法を紹介します。例題をもとにみていきましょう。
【例題】次の計算式を暗算せよ。
12×14
十の位が「1」同士の2ケタの数字のかけ算で答えが最も小さいのは「11×11=121」、反対に最も大きいのは「19×19=361」です。
どんな組み合わせでも答えは3桁の数字となります。
暗算では百の位と十の位(上2ケタ)と一の位(下1ケタ)に分けて計算します。
かけ算する一の位の数字を「A」「B」とします。
1A×1B
答えとなる3桁の数字は次のようになります。
例題にあてはめて考えると、
上2ケタ=16、下1ケタ=8なので、168が答え。
12×14=168というわけです。
12×14は一の位同士をかけても(2×4)ひとケタの数字(8)のままですが、13×16など答えが2ケタのなる場合はどうすればいいのでしょう。
13×16で考えると、
と、なります。
この場合は十の位の数字を、そのまま足せばOK。
190+18=208が答えとなります。
計算するときは筆算のようにケタをあわせて2段階で書くと便利です。13×16だと下記のようになります。
慣れれば頭の中だけで計算できるようになります。
暗算テクとして覚えておいてください。