次の計算問題の中から暗算で解けるものを選びなさい。
また、どのように暗算するかも考えましょう。解かなくてもOKです。
学校の定期テストや高校入試などでは「暗算で解きなさい」なんて問題は出ません。
「計算せよ」と命令されるだけですよね。
なので、暗算できるものがあるかを先に見極める力が必要です。
上の(1)から(5)の問題はどうでしょう?
このサイトで紹介している方法で暗算できる問題がひとつあります。
ヒント:2秒で解くシリーズにある方法を使います。
知っていても使いこなせないと意味がないですよね。問題を見て特徴的な数字の掛け算になっているものを探してみましょう。
「十の位が同じ数字で、一の位を足すと10」になる数字の掛け算。
「63×67を2秒で解く」で説明している方法を使います。
「63×67」は「十の位が同じ数字で、一の位を足すと10」ですよね。
これと同じパターンの問題があります。
【答え】(4)74×76です。
これが暗算で解ける問題というわけです。
計算したくない人はココまででトレーニングは終了。
問題の中から暗算できるものを見極める力をつけるだけでも役に立ちます。
まだ余裕がある人は74×76を実際に計算してみましょう。
【1】十の位の数の片方に1を足して、もう片方の数字と掛ける
⇒ (7+1)×7=56
【2】一の位同士をそのまま掛ける
⇒ 4×6=24
【1】で求めた数字と【2】で求めた数字を並べたのが答え。
【答え】5624
ほかの数字でも練習しましょう。
計算しなくても頭の中でやり方だけでも思い浮かべておきましょう。
【答え】