中学数学の計算テクニック(使える公式)

中学数学の計算テクニック(使える公式)

中学数学の計算問題を早く正確に解くための使える公式一覧

中学数学の計算問題で使える公式を紹介しています。

 

計算問題が速く正確に解けるようになるものなので、文章題などほかの問題に使える時間もアップ。ぜひ、マスターして活用してみてください。

 

かけ算で使える公式一覧

一の位が9のかけ算の暗算公式(79×6)

  • 【1】1を足してキリのいい数字にして計算する(80×6=480)
  • 【2】一の位が9でないほうの数字を引く(480−6=474) ⇒ 答え

 

キリのいい数から同じ数だけ上下に分かれている数のかけ算(63×57)

  • 【1】キリのいい数のかけ算をする(60×60=3600)
  • 【2】離れいてる数のかけ算をする(3×3=9)
  • 【3】上記の【1】から【2】を引く(3600−9=3591)

 

かけ算では「×10」「×100」の組み合わせを見つける

かけ算は順番を変えても答えが同じです。
複数のかけ算では、「×10」「×100」となる組み合わせがないかを先に確認します。

 

(例)7×4×8×5×5
上の式では、4×5×5で100です。

 

残りは7×8だけ。
7×8=56×100=5600が答えとなります。

 

割り算で使える公式

÷5は2倍して10で割る(173÷5)

  • 【1】2倍する(173×2=346)
  • 【2】10で割る(346÷10=34.6)

 

÷25は4倍して100で割る(316÷25)

  • 【1】4倍する(316×4=1264)
  • 【2】100で割る(1264÷100=12.64)

 

2ケタの割り算を1桁の割り算に変換する(3288÷12)

2ケタの割り算は1ケタの割り算2回にすることで計算が簡単になります。

  • 【1】割る数を1ケタのかけ算にする(12→2×6)
  • 【2】上記で求めた数値で割る(3288÷2=1644)
  • 【3】上記で求めた数値で割る(1644÷6=274)

約分の考え方を使った割り算の方法です。

 

割り算は逆数のかけ算にして並べ替える

逆数とは、かけると1になる数字のことです。
3の逆数は1/3というわけです。

 

「÷3」は「×1/3」にして計算することで、順番を入れ替えることができます。
これを利用した計算が下記。

 

(例)55÷4×2÷25
÷4は「×1/4」、「÷25」=「×1/25」となります。

 

この2つで「×1/100」となります。
残りの55×2=110なので、答えは1.1です。