31×31など一の位が「1」の二乗の計算は暗算で求めることができます。
【例題】次の計算をせよ。
31×31
一の位が「1」の二乗の計算は、一の位が「6」の二乗の計算方法と同じ考え方です。
詳しくはコチラ ⇒ 一の位が6の二乗の暗算
一の位が「6」の二乗では最初に「ひとつ下の下1桁が5の数字」の二乗を求めますが、一の位が「1」の二乗では「ひとつ下の下1桁が0の数字」の二乗を求めます。
31×31なら30×30を求めるということです。
これはカンタンですよね。
30×30=900(A)
ゼロの数にだけ気をつければ、あとは九九の問題です。
次の計算も同じ。
ひとつ下の下1桁0の数字を2倍して1を足します。
31×31なら、ひとつ下の数「30」を2倍して1を足します。
30×2+1=61(B)
これも暗算で出来るレベルですね。
最後に(A)と(B)を足せば、それが答え。
900+61=961
これが31×31の答えとなります。
暗算方法をまとめると下記のようになります。
下一桁「6」の数字の二乗と似ていますよね。
忘れてしまった人は比べてみてください(参考記事:一の位が6の二乗の暗算)
31以外のほかの数字でも練習しておきましょう。
【例題】次の計算をせよ。
71×71
まず、70×70を計算。
70×70=4900(A)
次に、70を2倍して1を足す。
70×2+1=141(B)
(A)と(B)を足したものが答え。
4900+141=5041
しっかり練習して使いこなせるようになりましょう。