中学数学の割り算(÷5、÷25)で使える暗算テクニック

中学数学の割り算(÷5、÷25)で使える暗算テクニック

中学数学の割り算(÷5、÷25)で使える暗算テクニック

÷5÷25は暗算テクニックを使えば簡単に解くことができます。
有名なテクニックなのですが知らない人もいるのでココで紹介しておきます。

 

【例題】次の計算をせよ。
1423÷5

 

14を5で割って2あまり4だから…なんて解き方はしません。
それよりも速く正確に解ける方法があります。

 

5で割るのは、2倍して10で割るのと同じ

÷5というのは2を掛けて10で割ったのと同じです。
なので、2倍して10で割れば、「÷5」と答えは同じになります。

 

【例題】で考えると下記のようになります。

このほうが「5」で割るよりカンタンですよね。

 

勘のいい人なら気づいたかもしれませんが、例題はこの暗算方法がやりやすい数になっています。どの桁の数もも2倍しても1ケタ(同じケタ)のままですよね。

 

なので、繰り上がりを考えずに2倍できます。867だと2倍のときにちょっとややこしく感じるかもしれません。それでも2倍してしまえば、あとは10で割るだけ

 

2倍するというのはほかの暗算テクニックでも使うことがあるので、慣れておきましょう。

  • 2538÷5=5076÷10=507.6
  • 4619÷5=9238÷10=923.8
  • 7263÷5=14526÷10=1452.6

 

25で割るのは、4倍して10で割るのと同じ

【例題】次の計算をせよ。
1208÷25

 

÷25も÷5と同じ考え方で計算をカンタンにすることができます。
÷254倍して100で割ったものと答えが同じになります。

 

 

ここでも例題が計算しやすい「都合のいい数字」になっていますが、計算がカンタンになるのは同じです。100で割るので小数点の位置を間違えないようにしましょう。

 

この暗算公式を前提にして25で割る計算問題が定期テストなどで出ることもあるので、しっかり覚えておきましょう。

 

「マジメ」に大きな数字を25で割ろうとすると計算ミスケアレスミスを起こしがちです。4倍して100で割る方法を活用してみてください。