次の計算を2秒でせよ。
(1)63×11
1ケタ×11なら一瞬ですよね。
3×11=33ですし、7×11=77と1ケタの数字を並べるだけ。
2ケタの数字に11を掛ける場合もある法則でカンタンに答えが出せます。
暗算できるレベルなので覚えておきましょう。
例題で説明します。
63×11なら、6が100の位、6+3が10の位、3が1の位となり、693が答えです。
一般化するとこうなります。
●▲×11=●×100+(●+▲)×10+▲
63×11=693
数字を入れ替えた36×11なら396が答えです。
ほかの数字でも同じ。
暗算で出来るレベルですよね。
ココまでの例では一の位と十の位を足した数字が9以下(6+3、2+5など)でしたが、67×11など足すと10以上(6+7=13)になる場合はどうすればイイのでしょうか?
一の位は同じ。
そのまま移動します。
一の位と十の位を足す(6+7)のも同じ。
ただし、この答が2ケタになります。
2ケタになった数字の一の位はそのまま十の位に。
そのうえで、答えの百の位を+1すればOK。
一の位と十の位の数を足した答えの最大は18(9+9)。
なので、繰り上がるのは「1」しかありえません。
繰り上がりが発生すると考えるとややこしいですが、百の位を1つあげればイイだけです。
慣れればスグに暗算で出来るようになります。
ほかの数字でも確かめてみましょう。
足して2ケタになると思ったら十の位を1つあげて百の位にする。足した答えの1ケタが十の位。一の位はそのまま。
コチラも暗算できるレベルです。
覚えてしまいましょう。
※「●+▲」が10以上の場合は、百の位が「●+1」となる。